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2007年6月21〜24日

フォルクスワーゲンオープン 荻村杯 2007 速報
2007年6月21〜24日、千葉で行われる「フォルクスワーゲンオープン 荻村杯 2007」。臨場感溢れるレポートにご期待ください<(_ _)>
(レポート・写真提供/卓球王国)
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 裏面打法が火を吹いた! 王皓、初優勝!
2007/06/24

●男子シングルス決勝
王皓(中国) 8、8、10、−9、6 馬龍(中国)

 世界選手権ザグレブ大会3位の王皓に、新鋭の馬龍が挑んだ男子シングルス決勝。
 先輩としての心理的な余裕からか、堂々としたプレーを見せる王皓。裏面打法は前陣でピシャッと叩くようなミート打ち、回転量の多い曲がるフリック、中陣からの強打とまさにやりたい放題。フォアクロスに打ち抜くドライブにも威力があり、スケールの大きなプレーを見せる。
 馬龍も固いバックブロックで対抗したが、王皓のパワー攻撃は凄まじい。第4ゲームこそ、ゲームポイントを威力あるフォアドライブで決めたものの、第5ゲームは出足から王皓が大爆発。回り込んでバッククロスに強烈な踏み込みのパワードライブを連発、5−0と一気に突き放す。フロアが揺れるほどの大迫力だ。6−2の場面では回り込みから大きく飛びついてのパワードライブでフォアクロスにぶち抜き、強烈な裏面ドライブを叩き込んで9−2。10−4でチャンピオンシップ・ポイントを握る。最後は王皓のフォアクロスへのパワードライブに馬龍のフォアドライブがオーバーミスして決着。王皓が初優勝を果たした。

王楠が1年ぶりのプロツアー制覇!
2007/06/24

●女子シングルス決勝
王楠(中国) −9、−6、8、7、8、9 郭炎(中国)

 目を見はるようなパワーボールは持ち合わせていない王楠だが、球速の遅いボールのコントロールが抜群にうまい。絶妙にコントロールされたそのボールは強打をするのが非常に困難だ。また、激しいラリーの中でも冷静にボールのスピードを変えて、相手のタイミングをずらす。それに加え、今大会では以前に比べて打点が早くなっている。下からの突き上げに感化されてか、さすがの王楠も北京五輪が危ういと思っているのか、再度女王への返り咲きを狙っているかのような秘めた闘志を感じる。
 焦りにも似た速攻を見せる旧女王。始めの2ゲームこそ、慣れない速攻にラケットを振り切れないでいたが、中盤からは王楠独自のボールタッチが融合し、郭炎を早さで圧倒した。

男子ダブルスの行方
2007/06/24

●男子ダブルス決勝
王励勤/陳杞(中国) 8、−6、10、8、9 馬琳/王皓(中国)

 ダブルスのペアがなかなか定まらない中国。世界選手権とはペアを変えてきた今大会だが、決勝に残った4人は世界選手権男子ダブルス決勝に残った4人であった。誰が誰と組んでも強い、それが中国の卓球なのか。
 優勝したのは王励勤/陳杞のシェークハンドペア。台上でストップ・フリックに加えてツッツキも巧みに混ぜる。このツッツキの長さがハーフロングにコントロールされ、思うように強打が出来ない馬琳/王皓。時折、馬琳がため息が漏れそうな素晴らしいフットワークからの台上強打を見せ、会場も沸くが、コツコツ得点を重ねたシェークハンドペアが優勝した。

女子ダブルス決勝の結果
2007/06/24

●女子ダブルス決勝
郭躍/李暁霞(中国) 5、2、−9、7、8 金キュン娥/朴美英(韓国)

 準決勝で強豪・中国香港ペアの攻撃をしのぎにしのいだ韓国カットペアが、果敢に中国ペアに挑戦した。
序盤から李暁霞が見事なカット打ちを見せる。確実にループドライブで相手コートに返球し、チャンスボールを作るというカット打ちの教科書のような戦術だ。
そしてこのループドライブの回転量がとてつもない。世界ナンバー1カットマンの金キュン娥でさえも、まともに返せずに浮かしてしまう。その浮いた球を世界女王の郭躍がきっちり仕留める。
 動きにキレが出てきて、打点の早いカットを繰り出すようになった3ゲーム目こそ、韓国ペアのゲームとなったが、最終的には4-1。
郭躍/李暁霞ペア優勝を飾った。

準決勝第2試合は王皓!
2007/06/24

●男子シングルス準決勝
王皓(中国) ー4,9,ー4,12、11、4  王励勤(中国)

 世界ランク1位と3位の対戦となった男子シングルス準決勝第2試合はゲームカウント4ー2で王皓が決勝へと進むことに。
試合開始から積極的に回り込んでフォアを振る王皓。この攻撃は失敗に終わったものの、この試合に賭ける意志が感じられる一本だった。この気持ちに圧倒されたか、王励勤は回り込んでフォアを振るシーンが極端に少なかった。王皓は強引ともいえるようなスイングを繰り返し、ミスも出ていたが結局は王励勤を上回った。気持ちの勝利と言ってもいいのではないか。

若手馬龍の試合運びの巧さが光った!
2007/06/24

●男子シングルス準決勝
馬龍(中国) 9、8、7、9  呉尚垠(韓国)

 中国勢以外で唯一最終日まで残っている韓国の雄・呉尚垠。その戦いぶりに期待が集まる。
 しかし、呉尚垠は非常に苦しいを強いられる。第1ゲームこそ、持ち味のパワーで大きな展開になれば呉尚垠の得点。ゲームを落としたものの、次ゲーム以降へどうつながるのか楽しみさえ感じさせた。第2ゲームからは馬龍ペース。サーブ・レシーブの差が出始めた。馬龍のサーブに対し、うまくコントロール出来ない呉尚垠。ボール1個分浮いたところをフリックや、タイミングの早いツッツキで攻められ、呉尚垠は持ち上げるスイングにならざるを得ず、馬龍のラリーに。馬龍のテクニックに焦ったか、得意のフリックにも硬さが出て決まらない。
 若手の馬龍に振り回された呉尚垠。ストレートで敗れ、同時に男子シングルスは中国勢同士の対戦が決まった。

新旧女王対決は王楠!
2007/06/24

●女子シングルス準決勝
王楠(中国)  8,11、6、3   郭躍(中国)

 新旧女王対決となった女子シングルス準決勝。この注目の一戦の結末は王楠のストレート勝ちという、熱戦を期待する会場を裏切るような結果となった。しかし、内容はさすがに世界のトップといった印象で新旧女王が魅せるプレーに会場は拍手を送った。
 郭躍にはやや硬さが見られた。世界選手権では積極的にフォアで振っていたミドルへのボールも、今日は無難にバックで対応。経験豊富な王楠にはやはり守るだけでは勝てない。

郭炎、姜華君を破り、決勝に進出
2007/06/24

「張怡寧キラー」と呼ばれる中国香港の姜華君を迎え撃った世界4位の郭炎。台との距離を取り、姜華君のバックハンド強打を両ハンドドライブで打ち返す巧みな技。昨年は決勝でシンガポールの王越古に逆転負けを喫した郭炎は、その屈辱を晴らすべく、優勝を狙っている。

●女子シングルス準決勝
郭炎(中国) 9、7、9、ー9,6   姜華君(中国香港)

ついに来た来た最終日! タイムスケジュールはこちら
2007/06/24


10:00〜 女子シングルス準決勝
     [姜華君(中国香港) vs. 郭炎(中国)]
     [郭躍(中国) vs. 王楠(中国)] 
11:30〜 男子シングルス準決勝
     [馬龍(中国) vs. 呉尚垠(韓国)]
     [王皓(中国) vs. 王励勤(中国)]
14:00〜 女子ダブルス決勝
     [郭躍/李暁霞(中国) vs. 金キュン娥/朴美英(韓国)]
14:45〜 男子ダブルス決勝
     [王励勤/陳杞(中国) vs. 馬琳/王皓(中国)]
15:30〜 女子シングルス決勝
16:15〜 男子シングルス決勝

 男女シングルスともアジアの実力者が顔を揃えたが、男子で馬琳にストレート勝ちした馬龍、女子で張怡寧を圧倒した姜華君の活躍には注目が集まる。
 男子シングルスは世界チャンピオン王励勤が、ビッグタイトル獲得後も集中力の高いプレーを見せているが、彼にとって実は最大の壁になるのが若手の馬龍。プロツアーや超級リーグでも、ここ2年ほどほぼ五分の戦績なのだ。
 女子シングルスは世界チャンピオン郭躍が世界選手権の疲労の色が濃く、ベテランの王楠、昨年の雪辱を期す郭炎にもチャンスがありそうだ。

 男女ダブルス決勝は、中国の男子ペアが見せるスーパーラリー、韓国のカットペアの華麗なプレーに期待。

Photo:王励勤、その真摯なプレーぶりは世界選手権直後でも変わらない

いよいよ明日は最終日!
2007/06/24

 今日のメインコートだった第1コートに設置されたJOOLA(ヨーラ)の特注卓球台。明日は男女ダブルス決勝、男女シングルス準決勝〜決勝の計6試合が、コートを1台に絞って行われる。表彰台で笑うのは誰か、そして敗北に涙するのは誰か。

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